投稿日 2024.10.03 最終更新日 2024.10.18

2023.2月より取り組んでいる、新ブランドYEW BERRYの立ち上げ支援。

202409.25～27にインテックス大阪で実施されたライフスタイルWEEK関西に合同出展することができました。

今回は、出展のきっかけから当日までの裏側を少しお話します。

 

YEW BERRYのこれまでの歩みをプレスリリースでも配信しています。

【プレスリリース】三姉妹と中小企業診断士が紡ぐ新ブランド～障がい者と共に生み出すインクルーシブファッション～

 

【新事業開発支援】機能性とファッション性を合わせ持つ「誰もが選べる洋服」ド「YEW BERRY（イエローベリー）」＜開発編＞

 

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展示会に出展するきっかけは意外なとこから

今回の出展は、O-TEX2025大規模展示会活用プログラムを活用することでできました。

 

Facebookの投稿から始まる

そのきっかけは、ポップアップストアやクラウドファンディングを行っていることをFacebookにて投稿したことが始まりです。

Facebookの投稿自体は半年振りかそれ以上かというくらい。

「せっかくなので、自分の取り組みを知ってほしいし、少しでもクラファンに役立てれば」と下心を出しながらの投稿。

その投稿をみた友人であり中小企業診断士仲間がシェアしてくれました。

すると、その投稿を見た大阪産業創造館の方が友人を介して「”ライフスタイルWEEK関西”の展示会出展に興味がないですか？」と連絡が入ります。

 

社長に確認を取り、「関西の展示会ではインテックス大阪は最大級の場所なので、せっかくなので出られるのであれば」くらいの軽い気持ちでお会いする約束をしました。

正直に言えば、私も社長も「わざわざ持ちかけてくれるくらいなので、よほど他に出展者がいないのだろう。」くらいの気持ち。

そして、4月の中旬にお話を伺うこととなりました。

 

倍率3倍以上、応募締め切りまであと4日

その後、色々と手厚いフォローをしてくださる産創館の担当Sさんと初めての対面です。

「Facebookを見せてもらい、クラファンのページも見せてもらいました。もう、3姉妹とキャラもたっているし、取り組み自体も社会性が高いので、ぜひ展示会出展にチャレンジしてくれないかとやってきました。」

とのこと。

取り組みやKu-s’さんの特徴に好意を持ってくれています。

公的支援が入るので、自社だけで出展するよりももちろん費用面では大きなメリットがあります。

そして、インテックス大阪での展示会は関西では最大級の規模。

「こんなチャンスはなかなかないよね。」

と社長と話し、前向きに取り組みたい旨を伝えると…

 

「昨年の応募者は60社以上です。今年もすでに多数応募があります。採択されるのは18社です。」

と、倍率は3倍以上！

ひょっとしたら簡単に出られる？くらいの軽い気持ちが打ち砕かれます。

 

そして追い打ちをかけるように

「応募締め切りまで日がありません。4日後です。」

と、準備期間も短い！

 

しかし、こんなチャンスはなかなか無いかもしれない。

チャンスの女神は前髪しかないとも言います。

 

応募の書類を見せてもらうと、なかなかの分量だったり、まとめて伝えなければならなかったりと少し骨が折れそうです。

が、まごついてチャンスを逃すわけにはいきませんので、応募することとなりました。

 

バタバタの応募から一次書類審査・二次面接審査

仕事柄、公的な応募書類は書きなれています。

そこは大きなプラス。

そして、クラウドファンディングを一緒に取り組んでいたので、言いたいこと、伝えたいこと、商品のこと、これまでのことはかなりまとまって文章としてあります。

Ku-s’さんと当社のスタッフも総出で仕事の合間を縫って、応募書類を作成。

なんとかギリギリに期限に間に合います。

クラウドファンディングに一生懸命取り組んでいて、本当に良かったと思いました。

伴走支援、パートナーとしての関わりが活きました。

 

1次審査の合格は25社。

まずは半分以下に絞られます。

産創館の方は応援してくれてますが審査は全く別の専門家なので、どのように我々の取り組みが映るか心配でした。

が、無事に1次審査を通過します。

書類選考を通過し、ホントやれやれ。私のミッションはクリアしました。

 

そして次の二次審査は面接。

正直面接に関しては心配していませんでした。

よっぽどのことがない限り、話し上手、度胸、キャラが揃っているので大丈夫。

こちらも無事にクリアし、晴れて18社に選ばれました。

後で聞いたところによると、面接官のウケは非常に良かったそうです。

 

O-TEX2025大阪ビジネスチャンス獲得プロジェクト大規模展示会活用プログラム

無事に採択され、2024.6.4からO-TEX2025大規模展示会活用プログラムが始まります。

 

事業オリエンテーションから始まり、面談が3回、合同研修1回があります。

今回私も、事業者の立場としてすべてのプログラムに参加させてもらいました。

支援者がここまですることはあまりないかもしれません。

しかし、経営者と同じ空気感を感じること、他のアドバイザーのお話をダイレクトに聞いておくことが、結局は無駄なやり取りや伝言ゲームもなくプロジェクトとして成功させるためには、一緒に取り組むことが大事かと思います。

 

結果的には、すべて一緒に参加させてもらったことは正解でした。

他の出展者の方はどんな人たちなのかを知ることができ、我々はまだまだな部分も多いなと体感できました。

また、実際にバイヤーであり売り場づくりをされている現役のアドバイザーの方のアドバイスは、非常に勉強になります。

またアドバイスだけでなく、実際に違いをその場で見せてもらえたことで、理解が非常に進みました。

 

アドバイザーの方、合同研修での講師の方は非常に親身になって色々と取り組みを応援していただけました。

展示会に向けた様子はInstagramにも

 

YEW BERRYに関わった方との懇親会＆撮影会

YEW BERRYの商品も形になり、どこかで「開発に関わった方と懇親会をしたいですね」と話していましたが、ようやく実現することができました。

インクルーシブデザインの手法を取り入れての開発がYEW BERRYの特徴です。

そこには車いすユーザーの方の意見を多く取り入れており、結果としてどのような方にもフィットして着心地の良い仕上がりとなっています。

ku-s’様の事務所にて

 

撮影は真夏の8月4日でしたが、その日の大阪中央区の気温は35度を超えていました…

暑い中、展示会用に使う写真撮影を行いました。

展示会のポスターに使われた写真

最後はみんなで集合写真

懇親会＆撮影会の様子はInstagramにも

 

ライフスタイルWeek関西展示会

いよいよ、展示会当日を迎えることができました。

直前までフライヤーやパンフレットをKu-s’様と我々で作成し（外注するとコストもかかるし時間もないので、Cnvaを駆使して作成しました）、ギリギリにサンプルが届くなどもありましたが、何とか間に合いました。

初日とは配置や展示物が変わっています。

展示会の講師の方がアドバイスをしていただき、急遽変更されたとのこと。

実際2日目、3日目には多くの方とお話しする機会を得られたとのことです。

 

こちらが想定していない方とも色々とお話を伺うことだできたようで、ネットだけでなくリアルのプロモーション活動の大事さを改めて感じました。

 

はじめに展示会の話を聞いてから5か月。

バタバタと始まりましたが、最後まで無事に走りきることができました。

 

次は、この展示会を通じて得られた様々なきっかけやつながりを育てていきます。

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