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【実績】ワードプレスとSWELLを使って支援先のホームページを制作しました
投稿日 2023.02.07 最終更新日 2024.10.28
この度、支援先のホームページを当社で制作しました。
有限会社美和工芸
当社としても支援先のホームページを制作することは初めてのことでしたが、
「素人よりはマシに作れますが、プロではないので専門業者には及びませんよ・・・」
と断りを入れつつチャレンジすることにしました。
ホームページ自体は誰にでも作れる・・・が、慣れてないと心理的ハードルは高い
昨年の夏前ごろから公的支援を通じて関わっており、経営診断~計画策定と進み、その後直接ご契約をいただいて支援をしております。
課題の一つは明確でした。
それは「情報発信をすること」です。
コロナもあり、これまでのように下請けの仕事を待っていても簡単に仕事は来なくなっていました。
いかに素晴らしい技術を持っていたとしても、素晴らしいお人柄であっても、知ってもらわなければ始まりません。
社長もそのことは重々承知していたのですが、日ごろの忙しさや、専門業者に頼むと150万円ほどかかるとのことでホームページ制作をあきらめていました。
そこで、「簡単に格安でホームページは作れること」「何なら無料でも作れること」「最近は誰にでも作れるようになっていること」を助言していました。
が、当然ながら全くの素人がいきなり作るには心理的ハードルが高いです。
ましてや、パソコンに苦手意識を持っている場合特にそうです。
助言をしていてなんですが、そこはこちらもわかっています。
助言の限界を超えたかった
「これが助言の限界だよな」と常々思っていたので、直接ご契約をいただいたタイミングで当社でホームページの制作をすることとしました。
当社で取り組むこととした大きな理由は、「今後支援をするにあたって、発信のチャネルを持たないことには今後の施策の幅も広がらないので成果も出せないだろう」と考えていたからです。
また助言で終わらずに、
「やってみせる」ことで今後どうなるのだろうか?
言っても動かない、動けない場合、言葉だけでは解決しないのではないか?
成果を出すスピードが助言だけよりも早いのではないか?
成果を出せる確率もあがるのではないか?
自社の新たなノウハウになるのではないか?
スタッフの能力を最大限に活用できるのではないか?
といった、当社として実験的な意味合いもあります。
また、ホームページの制作は事業戦略と密接につながっていること、その事業のことを理解していることが大事であることはすでにわかってました。
事業戦略を考えたり、支援先の事業を理解することは中小企業診断士が得意な分野なので、美しさやクオリティはプロには負けても、HPを作ったその先を意識したものを作れば役に立つものができるのではないか、といったこともあります。
ワードプレスとテーマを駆使してコスト削減と能力不足をカバーする
2022/12月中旬にホームページの制作をスタートさせました。
スタッフSiと事前に打ち合わせを行い、
・サーバーはエックスサーバーを使う
・ワードプレスを使う
・テーマを使う
ことはすでに決まっていました。
理由は、私もスタッフSiもワードプレスを使ってホームページを作った経験があること、共にエックスサーバーを使っているので勝手がわかっていること、コーディングもできないし時間もない、費用を抑えるため、となります。
ちなみに下記のURLからエックスサーバーにお申し込みをいただくと、お友達紹介プログラムで最大10,000円の割引になります。
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2023/2/2時点
今回の費用で言えば初期投資30000円くらい
ホームページは0円でもつくれますが、それはお勧めしません。
詳しいことはここでは省きますが、大きな理由は”自社のドメイン”を育てるためです。
個人の趣味であればいいですが、事業者の場合は独自ドメインをとって制作することをお勧めします。
今回の場合で言えば
・サーバー利用料 キャッシュバック特典利用 24か月×月額500円=12,000円
・ドメイン使用料 0円(エックスサーバー新規申し込みドメイン永久無料特典)
・テーマSwell 17,600円
の費用でした。
テーマのSwellは買い切りですし、サーバー使用料は2年分です。
そのため、年間維持費は2年後から月額1000円ほどになります。
自社で作れば、格安でホームページを持つことが可能となります。
テーマのSwellはとてもいい
ワードプレスのテーマは色々あるのですが、色々と検討した結果、Swellを使うことにしました。
Swellを使うのは初めてでしたが、色々といいなと思うサイトを探していると、多くがSwellを使っている・もしくはSwellと思われる、でしたので今回使用することにしました。
使ってみた感じは、軽いし色々と使いやすかったです。
実際制作を担っているスタッフSiもわかりやすいと好評でした。
口コミも評価も高く、国内人気№1も納得です。
写真はとても大事・・・だが今回は制約があるのでカメラが趣味の友人に頼む
今回使用したSwellはトップページの写真が大きめです。
また、サイトのデザインはある程度決まっているため、写真はホームページそのものの印象を左右します。
本来であればプロのカメラマンにお願いをしたかったところですが、予算の都合もあるのでカメラが趣味の友人に頼みました。
スマホのカメラでも十分かもしれませんが、写真の構図などは全く分からないので、そこは知っている者にお願いをした次第です。
結果として、こちらが思っていたよりもいい写真をたくさん撮ってくれて満足いく仕上がりになりました。
何を一番に伝えるか?今後事業をどのように発展させるか
ホームページの制作には必ず意図があります。
今回は「知ってもらう」ことが一番の目的になるので、
・誰に伝えるのか?
・どのように伝えたいのか?
を考えました。
また、同業他社と比べて「この会社ならでは」は何かが伝わるように考えました。
”ならでは”とは簡単に言えば、この会社にしかなさそうなもの、他者がやってなさそうなもの、です。
さらに、今現在を切り取るのではなく、今後どのように発展させたいのかも加味しました。
この辺りが、事業戦略と関わってくる部分です。
さいごに
現在は情報発信が簡単になりました。
中小企業でも様々な伝え方ができるようになりました。
逆に言えば、情報を発信するツールが無ければ、経営の施策の幅が狭くなります。
また、同業他社が実施していて自社がやっていない状況だと、どんどんと引き離されていきます。
SNSは情報が流れていきますが、HPはストックされることが一番の強みです。
特にBtoBの会社は、HPは必須です。
何もSEO対策で上位に必ず来なくても、「困りごと+地名」で検索され上位に来れば問い合わせはあります。
誰かに紹介してもらう場合でも、どのような会社かを伝えてもらうためにHPは必須でしょう。
コストをかけずとも、それなりにホームページは作ることができます。
今回はそれを実証できたのではないかと思いました。
中小企業診断士/ファイナンシャルプランニング技能士2級/全経簿記上級
神戸市出身
中小企業3社(食品製造・アパレル)で約20年間財務経理部門を担当。2017年に中小企業診断士として独立。2020年株式会社ノーティカル設立。
事業計画・資金計画の立案から金融機関折衝や資金調達、計画実行支援を中心に、経営改善や新規事業支援を行う。
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