経営支援の事例紹介

経営支援の事例紹介
  1. HOME
  2. 経営支援の事例紹介
  3. 株式会社長澤音次郎商店 様

後継者育成 経営改善 資金繰り支援 金融機関折衝 

財務経理責任者と協力しながら資金繰りの安定化を図り、経営者意識を変革させ、業績UPに繋げる

株式会社長澤音次郎商店  様

株式会社長澤音次郎商店 様

兵庫県神戸市
文房具・事務用品卸売業
事業規模:売上5億円以下
従業員数:20名以下

10年以上業績不振が続く老舗

地元の信用金庫から「経営改善が必要な会社があり、顧問税理士を中心に策定した経営改善計画が、なかなか思うように進まず、困っています。事業承継の問題もあり、一度お話を聞いてもらえませんか?」と、相談されたのが始まりでした。
その会社は100年以上の歴史のあるBtoBの小売業。10年以上も業績不振に陥っています。
まずは公的支援制度を使って複数回、社長と後継者、財務経理責任者の方と相談の場を持つことになりました。数年分の決算書の確認や、ヒアリングなどを通じて業績不振のままであった原因を分析していきました。
分析の結果を受け対策を考えていきますが、その時に気をつけることは、「中小企業でもできること。」「優先順位を付けること。」です。業績不振に陥っている会社の多くは資金もなく、人員も十分でないためギリギリで業務を回していることが多いので、できることとできないことがあります。まずは小さな成功体験を積んでもらえることを心がけます。
公的支援回数が上限に達したのを受け、直接契約による経営改善支援になりました。主な項目は①経営者意識の変革、②資金繰りの安定、③情報収集と共有、④先を見すえた動き、の4点。私のミッションは、「財務経理責任者と協力しながら金融機関と協議を行いながら資金繰りの安定化を図り、経営者意識を変革させ、経営改善の施策を行い、業績を良くする。」です。

課題1 後継者の意志変革

今回は経営者自身の高齢化もあり、後継者を中心に経営改善を図ることとなりました。まずは後継者の方に、これまではいち従業員としてしか会社をみていなかったものを、経営者として会社をみるように意識を変えてもらうこと。そのため、「現状に対してどう思っているのか?どのような会社にしていきたいのか?そのためにはどうすればいいのか?」を問いかけながら、後継者に考えてもらいます。その思いを基に、実現可能な数値計画や取組を「経営改善計画」にまとめます。これまで策定された経営改善計画が履行されなかったのは、現実離れすぎた数値計画だったことも原因の一つと考えていました。そのため、今回の経営改善計画は一緒に考えながら策定することに注意しました。

課題2 従業員の反発

はじめは当然のことながら、これまで自由に活動をしていた営業員からは、「営業会議はやっても意味が無い。営業に出ているほうがマシ」など反発をうけました。残念ながら全体として結果が出ていないので、反発を受けながらも目標達成のため、意思を統一させ、成功事例の横展開やノウハウの共有を進めました。
また、なかなか数値の成果が出ず、金融機関との協議においても叱責を受けるなど、苦しい場面もありました。

コロナ渦にありながらも業績の大幅改善に成功

2年ほど支援を続けた結果、後継者の意識は大きく変わり、金融機関の方からも「経営者としての自覚も見えるし、しっかりしてきた」と認めてもらえるようになり、リーダーシップも発揮しています。また、はじめは表立って反発していた従業員も後継者の意思を汲み取り、協力姿勢もみられるようになり、組織としての活動を行うようになりました。
おかげで2020年は新型コロナウイルスの影響もありながらも、後継者を中心に「スピード」と「何でもする」姿勢を明確に打ち出したことにより、業績を大幅に改善させることができました。

事例紹介一覧へもどる

お問い合わせ

Contact

Webでのお問い合わせはこちら
お問い合わせフォーム24時間年中受付中
Contact